Milk Derived Antimicrobial Bioactive Peptide 製品名Lactophorin(ラクトフォリン) INCI namer-Bovine Polypeptide-1 表示名称遺伝子組換ウシポリペプチド-1 特許No.・PCT No. 1010818140000(KR)・1012572220000(KR) 実施試験一覧 in vitro試験 各種MIC値測定試験、細胞毒性試験、熱安定性試験 等 クリニカル試験 アクネ、ハリトシス、ヒトパッチテスト 他 製品説明 私たちを取り巻く環境は、常に様々な目に見えない数多くの細菌に暴露されており、外部に面している食堂や腸、皮膚上にかれらと共生しながら生活しています。細菌たちはそれぞれ同じ種に沿ってコロニーを形成しており、このコロニーの集団をマイクロバイオーム(細菌叢)と言います。品種ごとに並んで咲くお花畑(フローラ)にもみえることから、腸のマイクロバイオームを腸内フローラ、皮膚のマイクロバイオームを肌フローラとも言われています。その数はヒトの細胞数を優に超える1,000兆個以上とも言われており、腸内フローラとアレルギーの関係や肌フローラとアトピー性皮膚炎の関係等、私たちの健康とマイクロバイオームには密接に関りがあることがよく知られています。細菌たちはそれぞれ1.人体によい影響を与える善玉菌、2.人体に悪い影響を与える悪玉菌、3.優位な方に味方をする日和見菌の主に3つのグループに分けることができ、悪玉菌を減らし、善玉菌を優位にする事が生きていくうえで必要不可欠で、私たちは生まれた時から様々な抗菌ペプチドを用いて、自発的に自身にとって理想的なマイクロバイオームを維持しています。しかしながら老化や様々な外的要因により、必要な抗菌ペプチドを十分な量用いる事ができなくなることが、マイクロバイオームに乱れが生じ、花粉症などのアレルギーや肌荒れ、アトピー性皮膚炎、口臭等の一因となっています。 このような背景に着目し、悪玉菌に効果的で、また従来の抗菌剤とは違い善玉菌や私たち人にとっても無害な新しい抗菌材として開発がスタートしました。 Lactophorinは私たち人のみならず牛や犬、猫など哺乳類が最初に口にするミルクに含まれる抗菌ペプチド、ラクトフォリシンに着目し、CELLINBIOの開発プラットフォームを用いる事で人に対しての生体適合性はそのままに、タイプごとの抗菌活性の制限を広げる事に成功したスタビリティ及びターゲット型のDDSを持つ新しい抗菌ペプチドです。 製品に関するご質問または詳細資料及びサンプルのご依頼はこちらから。 お問合せ